■How To Read 世界観/ 現代とあまり変わらない背景。唯一目に見えて違う所と言えば、「薬」が全て人型だという事のみ。これは現代人が薬をそういう風に「作った」のではなく、もうずっと前から「こうだった」というもの。生きる為に呼吸するのと同じくらい自然な事となっています。けれどもそんな当たり前の存在な割に、くすりがどこから生まれているのかなどは定かではないようです。 くすり/ 風邪薬も麻酔薬も勿論人型ですが、人間とは似て非なるものとして存在します。性別はきちんとあるのですが、子孫を残すことはできません。くすりをどう服用するかは個体によって様々あり、「肌に触れる」、「手を繋ぐ」など軽い服用方法もありますが、中には「キスをする」や「抱き合う」などという方法もあります。くすりの命は永遠ではありませんが、各個体にある服用回数が尽きると粉になってしまいます。生きている間は衰えもせず、成長もしません。餓死や事故死しないわけではありませんが、基本的に死ににくいです。人間とは違うのですが、扱いは人間と同様です。 読んでいただいてわかると思いますが自己投影には不向きだと思われます。すみません。 |